三河島駅。常磐線で日暮里駅から向かうと、大きく東にカーブしたところに位置します。半ば方向転換する形なっていますが、なぜこのような線形になっているかというと常磐線開業時の駅の位置に関係します。
1896年に前身である日本鉄道土浦線として開業した時の起点は、日暮里駅ではなく田端駅でした。その為、地図を見ると田端駅手前から南千住駅手前までほぼ直線になっているのがお分かり頂けると思います。そして9年後の1905年に三河島〜日暮里間が開通し、現在の路線となりました。
図柄は浄正寺。三河島駅の当方にある寺で、国鉄戦後五大事故となった三河島事故の慰霊となる像が建立されており、スタンプにもその像が描かれています。
