北大阪急行 駅メロディ全集を公開しました。
聴きどころ
北大阪急行は、大阪市営御堂筋線の江坂より千里中央を走る短い路線で、御堂筋線とは終日にわたり直通運転を行っています。
現在の終着駅である千里中央駅は、入線メロディや発車メロディに独自の曲を採用しています。また、発車メロディの方は季節ごとに異なる曲が使われており、季節に合わせた曲が使われている他、最終列車の発車メロディには蛍の光が流れるなど、特徴的なメロディの使われ方を行っています。
一方、中間駅である桃山台と緑地公園では、大阪市営によく似た接近予告音を使用しています。
なお、2020年には、現在の終着駅千里中央から新箕面(仮称)までの延伸が決まっており、その際には千里中央は中間駅となるため、(終点も含めた)メロディの使い方が変わるのか、要注目です。
コメント
[…] こちらは北大阪急行の千里中央駅。来年2月、開設40年を迎えます(このホームを使うようになったのは万博終了翌日の1970/9/14から)。 地下1階の改札階から地下2階のホーム階が吹き抜けになっていたり、その間を結ぶエスカレーター(初代)は半年で消えた万国博中央口駅から移設されたものだったらしかったり、いろいろ見どころがあるのですが、一番の注目は発車メロディー。 駅で発車ベルの代わりに独自のメロディーを流すようになったのは、1990年頃、JR東日本の新宿駅あたりからだったと思います。今では全国のいろいろな駅でいろいろなメロディーを流していて、それ自体は珍しいことでもないのですが、この千里中央駅は、四季でメロディーを変えている、ほぼ全国で唯一の駅のようです(発車メロディーばかりを集めたサイトが複数ありますが、他にこういう例が出ていません)。春は「春の歌」、夏は「アルルの女」、秋は「枯葉」、冬は「たき火」。人工都市の地下駅に四季の変化を演出するというアイデアは、いかにもニュータウンらしいではありませんか。 …でも実は僕が一番好きなメロディーは、到着時に四季を問わず流れる「埴生の宿」なのです。原題”Home, Sweet Home”-「楽しき我が家」。丘の上のマイホームに帰って来られる皆の幸せを奏でていると思うと、選曲した人やこの町を造った人、住民の思いが去来して、胸がなんだか痛くなるほどです。 こちらのサイトでは、四季の発車メロディーや到着メロディーを聴くことができます。去年だったか放送設備を取り替えて、音質がぐっと良くなりました。 千里ニュータウンを出て行った友達も、「埴生の宿」を聴きに帰ってきてくれるといいなあ。 […]
by 「埴生の宿」が流れる駅 | アラウンド・藤白台 2019年3月19日 15:22
はじめまして。
長崎市の西方約70kmに位置する五島列島に住んでいる者です。
今から40年程前のことですが、結婚して千里ニュータウンにある公団住宅(11階立て)に住みました。
北大阪急行に乗って通勤する日々でしたが、私が居た頃は、列車到着時に構内に「早春賦」が流れました。
この歌は、私が最も好きな歌でしたので(現在完了進行形)、列車到着時には必ず口ずさんでいました。
そういう事情で、偶然こちらの記事に出くわしたとき、とても嬉しくかつ懐かしく思いました。
ありがとうございました。
by 玉置謙二 2019年11月5日 10:07